2008年 03月 14日
春雨の日は、暗室で |
朝から雨になった金曜日、随分ご無沙汰していた暗室へ行ってきました。
個展を終えてから、なかなか行く機会がつくれませんでした。
写真は、ぼちぼちと撮るには撮っていたのですが、手ごたえがあまりないままでした。
ネガだけがたまっていき、だんだんと焦っていたんです。
どうもうまく整理ができない性質で、たまることが一番恐ろしいことなのです。
雨のせいなのか、暗室は貸切状態でした。
一時間も焼くと、手際もそれなりに良くなっていきます。
60枚ほどのカビネ版を焼いてきました。
20日にある「K塾」用。久しぶりに出席できそうなのですが、最終回。
ネガをみていると、あまりいい写真があるように思えなかったのですが、
焼いてみると、また違って見えてくるのが不思議です。
本当に久しぶりに、自分の写真と向き合うことができました。
良くも悪しくも、これが「自分の眼」なのでしょう。ちょっと苦笑気味です。
ちょっとばかし変化を感じるようになりました。
1年ほど前よりも、一歩踏み込んでシャッターを切っているようです。
向き合う被写体は、より表情は良くなりますが、濃くなりすぎるようにも感じるんです。
並べてみたら、ぼくのつぶやきと被写体のつぶやきが、ひそひそ話をはじめました。
非常に抽象的な表現ではありますが・・・・・。
古い建物や、壊れかけた椅子、自転車、階段、祭、木々などなど。
どれも、なんということはない風景です。
「風・街・ささやき」のつづきみたいなもの。
なぜかぼくには、愛おしく感じるものたちです。
機会があったらどこかで見ていただけたらと思うのですが、計画はまだありません。
それでも、ちょっと写真を焼いただけで、自分の内面と向き合える時間をもてたことが、
なんだかとても嬉しかったです。
個展を終えてから、なかなか行く機会がつくれませんでした。
写真は、ぼちぼちと撮るには撮っていたのですが、手ごたえがあまりないままでした。
ネガだけがたまっていき、だんだんと焦っていたんです。
どうもうまく整理ができない性質で、たまることが一番恐ろしいことなのです。
雨のせいなのか、暗室は貸切状態でした。
一時間も焼くと、手際もそれなりに良くなっていきます。
60枚ほどのカビネ版を焼いてきました。
20日にある「K塾」用。久しぶりに出席できそうなのですが、最終回。
ネガをみていると、あまりいい写真があるように思えなかったのですが、
焼いてみると、また違って見えてくるのが不思議です。
本当に久しぶりに、自分の写真と向き合うことができました。
良くも悪しくも、これが「自分の眼」なのでしょう。ちょっと苦笑気味です。
ちょっとばかし変化を感じるようになりました。
1年ほど前よりも、一歩踏み込んでシャッターを切っているようです。
向き合う被写体は、より表情は良くなりますが、濃くなりすぎるようにも感じるんです。
並べてみたら、ぼくのつぶやきと被写体のつぶやきが、ひそひそ話をはじめました。
非常に抽象的な表現ではありますが・・・・・。
古い建物や、壊れかけた椅子、自転車、階段、祭、木々などなど。
どれも、なんということはない風景です。
「風・街・ささやき」のつづきみたいなもの。
なぜかぼくには、愛おしく感じるものたちです。
機会があったらどこかで見ていただけたらと思うのですが、計画はまだありません。
それでも、ちょっと写真を焼いただけで、自分の内面と向き合える時間をもてたことが、
なんだかとても嬉しかったです。
by bochibochi35
| 2008-03-14 22:30
| 心を写す玉手箱