2006年 10月 21日
銀幕から銀幕へ |
映画のスクリーンのことを、なぜ「銀幕」というんだろう?
「銀塩のフィルム」を使ってきたことに由来するんだろうか?
なにはともあれ、銀幕を前にゆったりと心おちつけて椅子に腰掛けると、
これから、旅が始まるかのように、緊張し、わくわくする。
昔からそんなに映画好きといえないぼくやけど、今年から映画好きになろうと思う。
少し、古い本を紐解くと、たいてい映画の話が出ていて、
裏口からもぐりこんだり、学校サボって見に行ったという話が書いてある。
こんな話を読むたびに、映画にぼくらよりもわくわくした世代の息吹が伝わり、
なんとも「うらやましい」気持ちになってしまう。
でも、いま、同じようにわくわくしながら映画を見ている自分がいる。
涙腺がゆるくなった、おじさんには、暗い映画館がよく似合う。
*****************************************
「旅の贈りもの~0:00発」
予告のチラシをみて、これは必ず観にいかねば・・・と思った。
「真鍋島」がロケ地となっている。懐かしい島に会いに行きたい。銀幕でいいから・・・。
予告編のフィルムをみて、「?」面白くなさそう・・・・と思ってしまう。
それで、悩んだ。上映期間は短い。一日午前に一回きり。どうしよう?
一週間ほど悩んだ結果、観にいくことにした。
銀幕でこの映画が観られるのは、もう二度とないことだと考えたから。
話が、面白くなくても、「真鍋島」と「マイテ49」と「EF58150」の映像を見られるだけでいい。
こんな、保険がついている。
で、おととい、午前の仕事と午後の仕事の合間に、京都まで出かけた。
仮眠ナシ。ツラァ~!!「そうそう、ねむたなったら、ねとったらええわ。」
ところが、どっこいだいさく。???(大作ね、ワカルヒトニハワカル)
結構、おもしろいんよ。
大阪駅を、深夜0:00に発車して、「行く先不明」。
なぜか「玉造温泉」を経由して、目的地の海辺の小さな街「風町(かざまち)」に着く。
乗っているのは、ワケアリのひと数人と、観光客。おばちゃんに若もん。
なにもない「風町」に降り立ったひとたちは、そこで、「大切なもの」を見つけ出せるのか?
よくある話なのかもしれないけど、名脇役たちが、3人の主演女優たちを支えるいい話。
そのなかに、懐かしい島の光景や、みなれぬ街並み、あたたかいひとびと。
真鍋島や、呉(大崎下島)、などの中国地方の各地で、ロケがなされていて、
架空の街「風町」が出来上がっている。
映画が終わりを迎えたときには、ぼくももうしばらく「風町」を旅していたくなっていた。
「銀塩のフィルム」を使ってきたことに由来するんだろうか?
なにはともあれ、銀幕を前にゆったりと心おちつけて椅子に腰掛けると、
これから、旅が始まるかのように、緊張し、わくわくする。
昔からそんなに映画好きといえないぼくやけど、今年から映画好きになろうと思う。
少し、古い本を紐解くと、たいてい映画の話が出ていて、
裏口からもぐりこんだり、学校サボって見に行ったという話が書いてある。
こんな話を読むたびに、映画にぼくらよりもわくわくした世代の息吹が伝わり、
なんとも「うらやましい」気持ちになってしまう。
でも、いま、同じようにわくわくしながら映画を見ている自分がいる。
涙腺がゆるくなった、おじさんには、暗い映画館がよく似合う。
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「旅の贈りもの~0:00発」
予告のチラシをみて、これは必ず観にいかねば・・・と思った。
「真鍋島」がロケ地となっている。懐かしい島に会いに行きたい。銀幕でいいから・・・。
予告編のフィルムをみて、「?」面白くなさそう・・・・と思ってしまう。
それで、悩んだ。上映期間は短い。一日午前に一回きり。どうしよう?
一週間ほど悩んだ結果、観にいくことにした。
銀幕でこの映画が観られるのは、もう二度とないことだと考えたから。
話が、面白くなくても、「真鍋島」と「マイテ49」と「EF58150」の映像を見られるだけでいい。
こんな、保険がついている。
で、おととい、午前の仕事と午後の仕事の合間に、京都まで出かけた。
仮眠ナシ。ツラァ~!!「そうそう、ねむたなったら、ねとったらええわ。」
ところが、どっこいだいさく。???(大作ね、ワカルヒトニハワカル)
結構、おもしろいんよ。
大阪駅を、深夜0:00に発車して、「行く先不明」。
なぜか「玉造温泉」を経由して、目的地の海辺の小さな街「風町(かざまち)」に着く。
乗っているのは、ワケアリのひと数人と、観光客。おばちゃんに若もん。
なにもない「風町」に降り立ったひとたちは、そこで、「大切なもの」を見つけ出せるのか?
よくある話なのかもしれないけど、名脇役たちが、3人の主演女優たちを支えるいい話。
そのなかに、懐かしい島の光景や、みなれぬ街並み、あたたかいひとびと。
真鍋島や、呉(大崎下島)、などの中国地方の各地で、ロケがなされていて、
架空の街「風町」が出来上がっている。
映画が終わりを迎えたときには、ぼくももうしばらく「風町」を旅していたくなっていた。
by bochibochi35
| 2006-10-21 09:21
| ぼちぼち