2006年 10月 22日
「銀幕から銀幕へ」 ~たびたび~ |
「カポーティ」 (10月20日)
大きな声では言えないけれど、ぼくは、こわい映画は観にいかないことにしている。
もちろんそれは、「ホラー映画」であって、「ノンフィクション」なら観ることもある。
この映画は、ぼくの守備範囲ではない。よめはんの勧めで、お付き合いさしてもろた。
知ってる人は、しっているらしい、「冷血」という小説を書いた作家カポーティ氏。
その小説を書き上げてゆく過程を映画にしたお話。 これは見応えあり。
さすがは、映画の国?アメリカさん。 どうして、こんな映画が作れるのに・・・(以下略)。
田舎で起きた「一家4人惨殺事件」を本にするため、犯人を取材する作家。
会話の94%を記憶することができると自分でいう彼は、犯人の死刑までに本を書き上げようとするが・・・・。
作家仲間たちと、パーティーで談笑する場面で交わされる会話は、よく意味がわからなかったのは、英語と日本語の違いのほかに、文化の違いが関係しているのかと考えてしまった。
原語で理解すると、また違った見方ができるのかもしれないと思ったのは、すこし残念な部分かもしれない。
それでも、緻密に考証されて描かれた映画のすべてのシーンは、物語とともに磨きぬかれた一級品だ。見ごたえがあり、すごい映画だった。
「フラガール」 (10月1日)
10月1日は、甲子園で対中日最終戦を観戦の予定だった。この試合で、優勝旗の行き先が変わるのではないかともいえる大切な試合。前売り開始の頃、この試合は、ぼくの中で優勝決定胴上げの見られる試合になると、勝手に決めていた。それが、雨。雨天中止を知ったのは、高速で甲子園へ向かう車の中。同行予定の友人が知らせてくれた。
第二阪名から阪神高速へ乗る一歩手前で、損害は最小限に食い止められた。
ありがとうO嬢。
すぐに帰宅し、予定外の映画に変更。それが「フラガール」。
言わずと知れた「邦画」である。東北の廃坑寸前の炭鉱の村が舞台。
炭鉱を廃坑にするためにでる失業者を救済するための施設建設を村が打ち出す。
名づけて、「ハワイアンセンター」。元炭鉱の村を「リゾート施設」に生まれ替わらす計画。
ハワイアンの有名な先生(松雪泰子)をよんで、ハワイアンの踊り手を募集する。
盆踊りしか踊ったことのない村の娘たちは、果たしてプロの踊り手になれるのか?!
東北弁で繰り広げられる物語は、舞台が炭鉱ということもあり地方色豊か。
この時代背景をしる、ぼくたち日本人は、言わなくてもわかる楽しみ方がある。
これを、ほかの国の言葉で字幕にしても伝わらないことも多いだろう。
「邦画」は、敬遠するかたもおられると思うが、邦画にしかない魅力も多い。
今季、「トランスアメリカ」や「カポーティ」をみて、こんなことも感じた。
で、この映画も涙と笑いに満ちた、すばらしいお話だった。
モデルになられた踊りの先生も、いまだお元気と聞く。
こんな物語が、まだまだ日本にも世界にもたくさん埋もれているんやろうなぁ~!!
これからも、おそらくは、たくさんの映画を観られることだろう。
そんな風に考えると、楽しみでしかたがない。
大きな声では言えないけれど、ぼくは、こわい映画は観にいかないことにしている。
もちろんそれは、「ホラー映画」であって、「ノンフィクション」なら観ることもある。
この映画は、ぼくの守備範囲ではない。よめはんの勧めで、お付き合いさしてもろた。
知ってる人は、しっているらしい、「冷血」という小説を書いた作家カポーティ氏。
その小説を書き上げてゆく過程を映画にしたお話。 これは見応えあり。
さすがは、映画の国?アメリカさん。 どうして、こんな映画が作れるのに・・・(以下略)。
田舎で起きた「一家4人惨殺事件」を本にするため、犯人を取材する作家。
会話の94%を記憶することができると自分でいう彼は、犯人の死刑までに本を書き上げようとするが・・・・。
作家仲間たちと、パーティーで談笑する場面で交わされる会話は、よく意味がわからなかったのは、英語と日本語の違いのほかに、文化の違いが関係しているのかと考えてしまった。
原語で理解すると、また違った見方ができるのかもしれないと思ったのは、すこし残念な部分かもしれない。
それでも、緻密に考証されて描かれた映画のすべてのシーンは、物語とともに磨きぬかれた一級品だ。見ごたえがあり、すごい映画だった。
「フラガール」 (10月1日)
10月1日は、甲子園で対中日最終戦を観戦の予定だった。この試合で、優勝旗の行き先が変わるのではないかともいえる大切な試合。前売り開始の頃、この試合は、ぼくの中で優勝決定胴上げの見られる試合になると、勝手に決めていた。それが、雨。雨天中止を知ったのは、高速で甲子園へ向かう車の中。同行予定の友人が知らせてくれた。
第二阪名から阪神高速へ乗る一歩手前で、損害は最小限に食い止められた。
ありがとうO嬢。
すぐに帰宅し、予定外の映画に変更。それが「フラガール」。
言わずと知れた「邦画」である。東北の廃坑寸前の炭鉱の村が舞台。
炭鉱を廃坑にするためにでる失業者を救済するための施設建設を村が打ち出す。
名づけて、「ハワイアンセンター」。元炭鉱の村を「リゾート施設」に生まれ替わらす計画。
ハワイアンの有名な先生(松雪泰子)をよんで、ハワイアンの踊り手を募集する。
盆踊りしか踊ったことのない村の娘たちは、果たしてプロの踊り手になれるのか?!
東北弁で繰り広げられる物語は、舞台が炭鉱ということもあり地方色豊か。
この時代背景をしる、ぼくたち日本人は、言わなくてもわかる楽しみ方がある。
これを、ほかの国の言葉で字幕にしても伝わらないことも多いだろう。
「邦画」は、敬遠するかたもおられると思うが、邦画にしかない魅力も多い。
今季、「トランスアメリカ」や「カポーティ」をみて、こんなことも感じた。
で、この映画も涙と笑いに満ちた、すばらしいお話だった。
モデルになられた踊りの先生も、いまだお元気と聞く。
こんな物語が、まだまだ日本にも世界にもたくさん埋もれているんやろうなぁ~!!
これからも、おそらくは、たくさんの映画を観られることだろう。
そんな風に考えると、楽しみでしかたがない。
by bochibochi35
| 2006-10-22 22:00
| ぼちぼち