2008年 01月 10日
「古書店」と「新古書店」のあいだ |
ちょっと考えていることがあります。
最近ちょっとした「ブックカフェ」ブームですよね。
いまごろ開店しても、そのブームには乗れないんじゃないかと思うわけです。
いやいや、数年前から考えていた「古本喫茶」が、こんなことになるとは・・・。
もちろんブームを作りたいとも乗りたいとも思っていなかったので、
意外と気にせんでもいいんやないやろかとは、思っています。
なぜそうなったのか?どこかに仕掛け人はいたかもしれません。
でも、やはり時代の流れが正直に反応したのだと感じているんです。
「求める人」がいるということですね。
どんなに時代が新しくなっても、根本は「生身の人間」がすることですから、
どこかで人間臭くなるものです。「ゆったりとした時間」を求めることも多くなります。
この時代、あまりに忙しすぎて気を抜く時間が少なくなっているんでしょう。
なにせ、小学生の欲しいものが「時間」と言うくらいですから・・・。
*** *** ***
「古書店」というのは、昔から独特の感じがありますね。
難しい本が並んでいて、入ったら「ぎろっ」と睨まれて、動けなくなります。
「いらっしゃい」とか「こんにちは」くらい言ってくれてもいいように思うけど・・・。
「古本もの」の書籍を読んでいると、それはなにやら理由があるらしいと分かってきます。
ただ、ぼくは苦手なのです。あの苦しい雰囲気が。小心者ですからね(笑)。
「これは子供の読む本じゃない」と売ってもらえなかったことがあります。
中学生だったかなぁ。いまも「トラウマ」として記憶に刻まれております。
それに引き換え「新古書店」のドライなこと!
「立ち読み自由と来ているから、ほんともうたまりませんよねー♪」なんて。
「店がキレイ」「本がピカピカ」「おまけに安い」・・・・その通りです。
どちらがいいかなんて、言えません。
まったく違うものと考えていいんでしょう。
どちらも好きです。
たくさんの本を端から端まで見ていく楽しさが、なんともいえません。
ただあまりに多くて怖気づく人はいるんでしょうね。
それが普通の感覚なんでしょう。
そんなひとたちが、ふらっと気軽にお茶でも飲みながら・・・・
そういう場所が、ブックカフェなのかもしれません。
おしゃれな空間を「売る」ものから、コアなマニア本をあつかう店までいろいろ。
ちょっとぼくが考えていたこと。
それはきっと「古書店」と「新古書店」のちょうどあいだ。
「ふるほん喫茶」というのは、そんな場所でありたいと考えているのです。
「まいど♪」
「ちょっと休憩」
「なんかいい本ないやろか」
「こんな本読んだよ」
「手紙を書きにいこう」
「本屋のオヤジ元気かな」
「お客さん、いい本教えてね」
「ほなまた♪」
こんな砕けた飾らない「ふるほん喫茶」がええなぁ(笑)
最近ちょっとした「ブックカフェ」ブームですよね。
いまごろ開店しても、そのブームには乗れないんじゃないかと思うわけです。
いやいや、数年前から考えていた「古本喫茶」が、こんなことになるとは・・・。
もちろんブームを作りたいとも乗りたいとも思っていなかったので、
意外と気にせんでもいいんやないやろかとは、思っています。
なぜそうなったのか?どこかに仕掛け人はいたかもしれません。
でも、やはり時代の流れが正直に反応したのだと感じているんです。
「求める人」がいるということですね。
どんなに時代が新しくなっても、根本は「生身の人間」がすることですから、
どこかで人間臭くなるものです。「ゆったりとした時間」を求めることも多くなります。
この時代、あまりに忙しすぎて気を抜く時間が少なくなっているんでしょう。
なにせ、小学生の欲しいものが「時間」と言うくらいですから・・・。
*** *** ***
「古書店」というのは、昔から独特の感じがありますね。
難しい本が並んでいて、入ったら「ぎろっ」と睨まれて、動けなくなります。
「いらっしゃい」とか「こんにちは」くらい言ってくれてもいいように思うけど・・・。
「古本もの」の書籍を読んでいると、それはなにやら理由があるらしいと分かってきます。
ただ、ぼくは苦手なのです。あの苦しい雰囲気が。小心者ですからね(笑)。
「これは子供の読む本じゃない」と売ってもらえなかったことがあります。
中学生だったかなぁ。いまも「トラウマ」として記憶に刻まれております。
それに引き換え「新古書店」のドライなこと!
「立ち読み自由と来ているから、ほんともうたまりませんよねー♪」なんて。
「店がキレイ」「本がピカピカ」「おまけに安い」・・・・その通りです。
どちらがいいかなんて、言えません。
まったく違うものと考えていいんでしょう。
どちらも好きです。
たくさんの本を端から端まで見ていく楽しさが、なんともいえません。
ただあまりに多くて怖気づく人はいるんでしょうね。
それが普通の感覚なんでしょう。
そんなひとたちが、ふらっと気軽にお茶でも飲みながら・・・・
そういう場所が、ブックカフェなのかもしれません。
おしゃれな空間を「売る」ものから、コアなマニア本をあつかう店までいろいろ。
ちょっとぼくが考えていたこと。
それはきっと「古書店」と「新古書店」のちょうどあいだ。
「ふるほん喫茶」というのは、そんな場所でありたいと考えているのです。
「まいど♪」
「ちょっと休憩」
「なんかいい本ないやろか」
「こんな本読んだよ」
「手紙を書きにいこう」
「本屋のオヤジ元気かな」
「お客さん、いい本教えてね」
「ほなまた♪」
こんな砕けた飾らない「ふるほん喫茶」がええなぁ(笑)
by bochibochi35
| 2008-01-10 09:02
| ふるほん屋ぼちぼち堂