2008年 06月 28日
銀の雨 |
伯備線の分水嶺を越えたあたりから、雨が降り始めた。
振り子電車は、右へ左へ揺れながら、出雲路を駆ける。
「やくも」という名は、神々の里に湧き立つ「雲の妖怪」の印象をもつ。
「雲の妖怪」は、そらから「銀の雨」で歓迎してくれたのだろうか?
出雲市から車に乗り換える。
レンタカーの代理店で蕎麦の美味しい店を尋ねたが、教えてくれた店は宴会でいっぱい。
並んだ客は動きそうもないので、退散。ここが大阪人らしく「せっかち」である。
空腹に耐えかねて入ったのが、名前に惹かれて入った「新●線らーめん」。はずれ。
なぜか繁盛しているのが不思議だ。
もしかして出雲で美味しいラーメン屋をはじめたら、意外と儲かるかもと思うのは、商人魂。
店を出ると、本降りである。もう、ゆるくなることはあるまい。夜には大雨になるという。
なんだかんだいっても、小学校からの旧友であるから、遠慮は要らない。
「バカ話」に興じながら、大雨のドライブも悪くはない。風景なんぞ見ていない(笑)
ほどなく、というか、やっとというか、「石見銀山」についたのが、2時過ぎだったか?
大森の街を、駆け足で見てまわり「龍源寺間歩」へ歩く。「銀の雨」は一向にやまない。
「間歩」というのは、坑道のことらしい。山のいたるところにその坑道が入口を開けている。
人一人が這いつくばってやっと入れるだけの穴もある。よくこんなところを掘ったものだ。
「龍源寺間歩」は、それに比べるとかなり規模が大きい。
大きな坑道の中に、枝分れした小さな坑道がたくさん通っていた。
かなり大きな銀鉱脈だったのだろう。
空気を送り込む道具や、地下水をくみ出す道具も工夫して作っていたという。
「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものだ。
『別冊太陽 石見銀山』で予習はしていたが、やはりみなければわからないことばかり。
とはいえ今回は遠く関西からやってきて一泊だから、ほとんど時間がない。おまけに雨。
残念だが、さわりだけ観て周っておしまいだ。
これは、もう一度ゆっくりと訪ねないといけないだろう。
またひとつ、宿題をのこしてこの地を去ることとなった。
振り子電車は、右へ左へ揺れながら、出雲路を駆ける。
「やくも」という名は、神々の里に湧き立つ「雲の妖怪」の印象をもつ。
「雲の妖怪」は、そらから「銀の雨」で歓迎してくれたのだろうか?
出雲市から車に乗り換える。
レンタカーの代理店で蕎麦の美味しい店を尋ねたが、教えてくれた店は宴会でいっぱい。
並んだ客は動きそうもないので、退散。ここが大阪人らしく「せっかち」である。
空腹に耐えかねて入ったのが、名前に惹かれて入った「新●線らーめん」。はずれ。
なぜか繁盛しているのが不思議だ。
もしかして出雲で美味しいラーメン屋をはじめたら、意外と儲かるかもと思うのは、商人魂。
店を出ると、本降りである。もう、ゆるくなることはあるまい。夜には大雨になるという。
なんだかんだいっても、小学校からの旧友であるから、遠慮は要らない。
「バカ話」に興じながら、大雨のドライブも悪くはない。風景なんぞ見ていない(笑)
ほどなく、というか、やっとというか、「石見銀山」についたのが、2時過ぎだったか?
大森の街を、駆け足で見てまわり「龍源寺間歩」へ歩く。「銀の雨」は一向にやまない。
「間歩」というのは、坑道のことらしい。山のいたるところにその坑道が入口を開けている。
人一人が這いつくばってやっと入れるだけの穴もある。よくこんなところを掘ったものだ。
「龍源寺間歩」は、それに比べるとかなり規模が大きい。
大きな坑道の中に、枝分れした小さな坑道がたくさん通っていた。
かなり大きな銀鉱脈だったのだろう。
空気を送り込む道具や、地下水をくみ出す道具も工夫して作っていたという。
「百聞は一見に如かず」とはよく言ったものだ。
『別冊太陽 石見銀山』で予習はしていたが、やはりみなければわからないことばかり。
とはいえ今回は遠く関西からやってきて一泊だから、ほとんど時間がない。おまけに雨。
残念だが、さわりだけ観て周っておしまいだ。
これは、もう一度ゆっくりと訪ねないといけないだろう。
またひとつ、宿題をのこしてこの地を去ることとなった。
by bochibochi35
| 2008-06-28 23:50
| 神々と妖怪の路