2017年 10月 07日
「まわりみち」の歩き方 |
あとひとまわりで還暦ということは、最終コーナーをかけているようなものでしょうか。それとももう一周がまっているのでしょうか(笑)百年という時間は長いようであっというまに過ぎていくのかもしれませんね。まだ半分なのでしょうか。未来がみえるとおもしろくないので、想像するだけにします♬♬
若者の頃、時間をつくっては旅をしていました。旅先で出会う若者は、夢と希望にあふれていたように思います。あるとき「夢はなに?」と聞かれたときに「世界の国境をなくすこと」とこたえたのを覚えています。さて実現できるのか?じつは自分の心のなかの国境は取り払うことがある意味できました。
ということは、夢はもう実現していると考えてもいいかもしれません。長城を築いても、壁をたてても、網を張っても、地雷をうめても、地球に国境をひくという無謀なことは無意味であるという理解ができたのですから。未来をみているひとは、そんなことを考えていません。新しい文化を築いています。
自分に何ができるのかは問題ではないのです。「何をして生きていくのか」自分が考えて行動するだけでいいように思います。ひとつひとつの道をえらぶことが、夢の実現なのでしょう。それが自分がすべきこと、生きる意味なのだと思います。不惑というコーナーの入口くらいから意識できるようになります。
「大門玉手箱」も「初宮五縁市」も、どうしてもしたかったことではありません。ただ、ひとつひとつの道を選んでいくうちにたどりついた場所です。それはそれは不思議なご縁が、そうたくさんのご縁が導いてくれたものです。不思議な「玉手箱」です。「つぎの箱をひらくのかどうか」まだわかりません。
龍宮城(初宮神社)でもたされた玉手箱は、ひらくと同時に別世界へいってしまうかもしれません。ひらかないとなにもおこりません。さて、どんな道がまっているのでしょうね。不惑を過ぎて還暦までの間に、こんなことが起こると自分自身では思いもつきませんでした。思わぬことが次々起こる道です。
9月に大きな選択をしました。生活は激変しました。それも自分が選んだ道です。たぶん夢にたどりつく近道なのでしょう。いや、いばらの回り道かもしれません。迷ったらかえってきますが、かえり方がわからないかも(笑)それでも、それでいいのです。ひとりの宇宙人として、それが自分の「おしごと」。
「大門玉手箱」と「初宮五縁市」。つづけられなくなったら誰かにあとを託します。もし、その「玉手箱リレー」のバトンを受け取ってくださる方がいらっしゃるなら、新しい時代の幕開けです。新しい箱に新しい文化をいっぱいにつめて、楽しんでくださればうれしいです。ご縁をまっています♬♬
そう、ぼくたちは毎日あたらしい文化を築いています。あともどりする必要はありません。やり直しは新しい道です。過去はかえられず、未来しかないのですから。経験に刻み込まれた記憶は未来のために使いましょうね。孫の顔をみるまで、楽しく生きていたいと思います。たとえ茨の道でも、楽しみながら♬
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by bochibochi35
| 2017-10-07 03:34
| みちくさ哲学